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Bonkura - Kenny

SIerで働く文系SEの記録

Intel NUC NUC5CPYH に、ESXiを導入して自宅サーバとして使ってみた。

久々の更新です。

今自宅には、自宅サーバとしてRaspberry Pi2を置いているのですが、 やはりcentOSを入れたサーバが複数台欲しいな。。。と感じていました。

そこでもう一台Raspberry Pi買うのもなぁ...と思っていたので、 少しお金を積んで、IntelのNUCにESXiを導入することにしました。

必要な機器を秋葉原で購入し、セットアップしてみたところ、 かなり苦戦してしまったので、手順を共有しておくことにします。

※下記を参考にさせていただきました。

qiita.com

qiita.com

購入したもの

Intel NUC 5CPYH 14000円くらい
  →こいつが鬼門。CPUでi5とか使ってる上位機種は導入がもっと簡単っぽい。。
8Gメモリ(D3N1600PS-L8G) 5000円くらい
  →メモリインタフェースは「SODIMM DDR3」
500G HDD(WD5000LPCX) 割引で4000円くらい
USBメモリ 1000円くらい

総額25000円くらい。割と安上がりかなと思います。

1. ベアボーンキット組み立て

買ったものたち

f:id:knygt15437:20160214101618j:plain

NUCの後ろの蓋を開けて、メモリを装着します。

f:id:knygt15437:20160214101627j:plain

HDDを差し込みます。

f:id:knygt15437:20160214101631j:plain

以上で組み立ては完了。ゼロからの自作に比べてかなりシンプルです。

2. ファイルの準備

以下のファイルを準備します。

ESXi6.0のインストーラVMware-VMvisor-Installer-6.0.0.update01-3029758.x86_64.iso)
VMwareの公式サイトにユーザ登録の上、ダウンロード出来ます。
またこの時に、無償ライセンスのキーが発行されるので、メモしておくこと。

ESXi-Customizer ESXiには専用のドライバが必要なため、インストール用のISOにドライバ(非公式)を組み込む必要があります。ESXu0Customizerは、ドライバを組み込んだISOを作成する為のソフトウェアです。

NICドライバ(net55-r8168-8.039.01-napi-offline_bundle.zip)
SATAドライバsata-xahci-1.34-1-offline_bundle.zip)

下記サイトからダウンロード出来ます。
https://vibsdepot.v-front.de/wiki/index.php/Net55-r8168
https://vibsdepot.v-front.de/wiki/index.php/Sata-xahci

ks.cfg 自動インストール用のスクリプトを作成しておきます。
内容下記のとおり。networkの所は、自分の環境に併せて記述を変えます。
自宅サーバとして固定のプライベートIPアドレスを割り振る場合は、
bootprotoをstaticにする必要があります。

vmaccepteula
rootpw password
install --firstdisk=local --overwritevmfs
network --device=vmnic0 --bootproto=static --ip=192.168.1.20 --netmask=255.255.255.0 --gateway=192.168.1.1
reboot

3. BIOSアップデート

BIOSを最新版にアップデートしておきます。
アップデートのやり口は色々あるかと思いますが、
今回はUSBメモリからアップデートしてあげることにしました。

[型番 BIOS]でググって出てくるIntelの公式サイトから、
最新版のBIOS(PY0047.bio)をダウンロードします。
 ※今回は別サイトを参考にして、"0047"にアップデートしました

上記ファイルをUSBに焼いた後、NUCにUSBメモリを指して電源をON。
最初に出る画面でF7キー(BIOSの更新)を押して、USBメモリを選択、当該BIOSを選択してしばらく待つと、BIOSが更新され自動的に再起動がかかるはずです。

4. ISO作成

カスタムISOイメージを作成します。
ESXi-Customizerを展開したディレクトリにある実行ファイルを実行。
ちなみにWindows10で実行するとバージョンチェックで引っかかるので、 以下の一行を削除して回避します。

if "!WinVer!" LSS "5.1" call :earlyFatal Unsupported Windows Version: !WinVer!. At least Windows XP is required & exit /b 1

起動後の画面。

f:id:knygt15437:20160214101843p:plain

  • 上の行で元のISOイメージを選択
  • 目の行で組み込むドライバを選択
  • 目の行で作成したISOイメージを書き出すディレクトリを選択

ちなみに、組み込むドライバは複数選択出来ないため、
NICドライバを組み込む→組み込んだISOイメージに追加でSATAドライバを組み込む という手順を踏む必要があります。

5. ブートUSBメモリ作成

ISOイメージをUSBメモリに焼き、起動USBメモリを作成します。
 ※Rufusを使用しました。(https://rufus.akeo.ie/

次に、作成したks.cfgを、USBメモリの直下に配置しておきます。

6. NUC起動

作成したブートUSBメモリを差し込んで、NUCを起動します。
NUCの起動画面(先ほどBIOSのアップデートをする為にF7を押した画面)の次に、
ESXiのインストール画面に移るので、「Shift+O」を押下します。

すると画面の下に、

    runweasel

と表示されるかと思いますので、

    ks=usb:/ks.cfg

を追加で入力して、エンターキーを押下します。
※USキーボード扱いなので注意!

7. インストール作業

あとは待つだけ。

Relocating Modules and starting up the kernel   

というエラーメッセージが表示されて止まるかと思いますが、 先ほど自動インストールスクリプトを指定したので、裏ではインストールが進んでいます。

他の端末からpingを飛ばし続けているとわかりやすいと思いますが、
一瞬だけks.cfgで指定したIPに疎通が取れた後に、再起動がかかります。

8. vSphereClientから接続

vSphereClientから指定したIPアドレスに接続します。
ルートユーザのパスワードは、ks.cfgのrootpwで指定したものとなります。

f:id:knygt15437:20160214102627p:plain

さてと、夢が広がる。。。